「外食」という言葉は、券で広まった!?

中小飲食店の「採用 定着 育成」の専門家。日本フードリーダース協会代表理事の小山心兵です。

飲食の歴史は、大正から昭和へ。

最初に、質問をひとつ。

「外食」という言葉は、いつ、広まったのでしょう。

意外かもしれません。

きっかけのひとつは、お店ではなく、一枚の「券」でした。

大正に入ると、外食は、日常になっていきます。

1923年、関東大震災。

その翌年の1924年3月、東京・神田の須田町に、須田町食堂が開店します。

大衆食堂の元祖といわれる店です。

安くて気軽に入れる、洋食の店。

震災からの復興には、安く気軽に入れる食堂が必要だ。

創業者は、そう考えたそうです。

各種の飲食店が、急増しました。

ところが、昭和に入り、戦争の時代になると、明治・大正にあった華やかさは、影をひそめます。

1941年4月。

戦時下の食料統制の一環として、「外食券制」が実施されました。

国は、お米を配給で管理するようになりました。

外で食べる人には、その代わりに「外食券」が配られました。

すると、「外食」という言葉が広まったのです。

「外食」という言葉は、食べるものが足りない時代の、食料統制の仕組みの中で広まりました。

では、いまのお客様は、お店に、何を求めているのか。

その考え方は、FLM講座でお伝えしています。

続きは、講座で。

さて、次回です。

時代は、一気に1970年へ。

大阪万博の年に、外食の景色は、どう変わったのか。

そこから、お話しします。


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