1on1 (その2)

中小飲食店の「採用 定着 育成」の専門家。
日本フードリーダース協会代表理事の小山心兵です。

リーダーがスタッフを理解する事で、チームづくりの土台が出来上がります。

定期的に1on1=面談は、リーダーとメンバー相互に理解に大きな効果があります。

人は自分を理解してくれる人を信頼します。
そして、その人の話には素直に耳を傾けます。

「何を」言うかより、「誰が」いうか。
この下地が整うと、支援の効果が高まります 

今日は、1on1の成果を高める7ポイントについて整理します

1.健康状態を知る
 *メンバーの健康はすべての入り口。心身の状態を知る事は必須です

2.モチベーションを知る
 *低い時:話を聴くことに徹する
 *高い時:美点を伝え(良い点・良い行動をさらに伸ばす)

3.自己開示
 *メンバーの話を引出す際、まずリーダー自身が普段は言わないような事を話してみる事も効果的です

4.徐々に深掘り
 *雑談からスタート。回を重ねて、メンバーの価値観を引出す質問へ。
  焦らずメンバー個々の特性に合わせた関係づくりが大切です。

5.楽しい
 *1on1は15分(長くても30分)が目安。
  定期的に、週1回、少なくても月1回は実施する事が大切。

メンバーにとって、話を聴いてもらえる、言いたい事が忖度なく言える、相談できる
=楽しい場づくりが重要です。

※1on1の5つのステップ参照

6.勝率にこだわらない
 *リーダーは、目標達成、課題解決に向けて、手応えを求めがち。
  メンバーの状態(心身)、関係性によっては、雑談で終える事もあって然りです。

7.優秀な人ほど面談
 *自走できる人は、本人に任せっぱなしになりがち。
  実は、優秀な人こそ自分の話を聴いて欲しい、認めて欲しいと思っているケースが多々あります。
  これを怠ると、リーダーへの信頼感、期待感が下がり、方向性にずれが生じたりした場合も、
  マネジメントしずらい人になってしまう可能性があります。

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