挑戦

中小飲食店の「採用・定着・育成」の専門家
日本フードリーダース協会 代表理事の小山心兵です。  

チームの心理的安全性を高める要素は「4つ」

その内の3つ目、「挑戦」についてポイントを整理します。

「挑戦」もチーム内の心理的安全性を高める上で大切な要素です。
唯一絶対の正解がない時代。
変えずに守る事と、大胆に変える事を仕分けし、環境の変化を感じながら、どんどん自己を塗り変えていく。
これが挑戦することの意義です。

飲食店のおもてなしに置き換えますと、目の前のお客様が何を望んでいるのかよく聴き、観察しながら考える。
そして、気づきやアイデアをどんどんおもてなしに活かし、お客様の反応を確かめる。

この思考錯誤の繰り返しが、お客様の期待を超えるおもてなしを生み、ファンづくりにつながります。

スタッフ自身も、同じ流れが繰り返されるおもてなしの中で、お客様と向き合い挑戦を重ね、仕事の楽しさや自己成長を実感できる。
絶えざる「挑戦」は関わる人、お店を活気づけ、必要な進化をもたらしてくれます。

では、どうしたら「挑戦」の文化が醸成されるのか?

1)話しやすさ
チームの中で、自分の居場所がある、仲間から受入れられていると本人が認識できている事が大事です。
自分の気づきや意見を、率先して行動してもらうためには、不可欠な下地です。

2)助け合い
セーフティネットがあれば、安心して新しい事に挑戦できます。
うまくいかないとき、仲間の助けやアドバイスがある。失敗しても攻められない。
これもチームメンバーの挑戦を促す上で、大事なポイントです。

3)プラス受信
失敗=改善のチャンス。同じ事象でも捉え方次第で、意味が変わります。
正に失敗は成功の元。普段からリーダー自らプラス受信する姿を見せる事、そして、仲間の言動、成果についてプラス受信にてフィードックする事が重要です。

「話しやすい」「助け合い」は心理的安全を醸成する重要な要素。
この2つの要素の印象が強い為か、心理的安全性=仲良しチーム・ぬるま湯と捉えられる事がありますが、実はその逆。
この下地が整う事で安心して大胆な「挑戦」ができる=目的、目標達成に向けて、変革できる人・チームが育まれます。

無料体験講座

日本フードリーダース協会主催「フードリーダーシップマスター」講座は、経営者リーダーの【あり方】と【やり方】が学べる講座です。状況に合わせて自分で考え、判断し、行動、成長できる人財・チームを育めるようになります。
無料講座体験会(2時間)を開催しております。
変化をチャンスに繋げたい飲食店経営者リーダーの方、ご参加お待ちしております。